プリマリフトをやってみた
ずっと気になっていた糸リフトをやってきました!
糸リフトは興味あるけど、どのくらい腫れるの?
周りにバレない?と心配な方!
結論から言えば、腫れは少なく、翌日仕事へも行けてしまう程ダウンタイムが少ない施術です。
実際、手術を受けるまでの経過と、手術当日の様子をお伝えしたいと思います。
プリマリフト(糸リフト)とは
引用: https://www.s-b-c.net/agingcare/ope/threadlift/prima/
突起(トゲ)がついた特殊な形状の溶ける糸を皮膚の下に通して引き上げることで、たるみを引き上げる治療です。
皮膚を切開するフェイスリフトと比べて、短時間でかつ低リスク、安い金額で行えるアンチエイジング治療として人気です。
フェイスラインを引き上げることは、たるみだけでなく小顔効果も得られ、さらに糸を入れることで将来的なたるみも予防できるため、20代の若い方の施術が多いことも特徴です。
また、糸を入れることで、糸周辺でコラーゲンやエラスチンの生成が促され、ハリやツヤがでるため美肌効果も得られ、非常にメリットが多いお得な施術なのです。
- 頬や顎のたるみが気になる人
- ほうれい線やマリオネットラインが気になる人
- 輪郭がぼやけている
- 肌に弾力がない
- 仕事が休めずダウンタイムがとれない
- 周りにバレたくない
- 施術後すぐに効果が実感できる
- 傷跡がほとんど目立たない
- 肌にハリや弾力が出て美肌になれる
- 将来的なたるみ予防になる
- すぐにメイクができる
糸リフトをやろうと決めた理由
糸リフトには興味がありましたが、まだ必要ないと思っており、「いつかは」程度にしか思っていませんでした。
しかし、背中を押されたのは、湘南美容クリニックの2万円OFFのクーポンでした。
ただでさえ他のクリニックと比べて価格が安いのに、さらに2万円OFFで手術できるのは大きいです!
糸リフトの価格もネックになっていたので、割引クーポンが使えることは、治療に踏み込む大きなきっかけとなりました。
カウンセリングの実際
カウンセリングで医師へ質問したことをお伝えします。
・何本くらいの糸が必要か
人にもよりますが、最低でも6本は必要だそうです。
私の場合は6~10本くらいが丁度よいとのこと。
使用するのは細い糸であるため、少ない本数であれば「線」での引き上げとなります。
しかし、糸の数が多ければ「面」で引き上げることができるため、1本あたりの糸にかかる負担も少なくなり、引き上がる効果も強度も上がるとのことです。
・ダウンタイムについて
起こり得るダウンタイムとしては、腫れ、内出血、ひきつれなどです。
ただし、腫れはほとんど気にならない程度が多く、また、数日で消えるとのとで、腫れに関してはあまり心配しなくてもよいようです。
内出血は人によっては出てしまう場合もあり、こればかりは体質と運のようですが、1~2週間で引くとのことです。
化粧で隠すこともできるので、これもあまり心配しなくても大丈夫のようです。
ひきつれについては、引き上げる力が大きいほど、また高齢だったり皮膚が薄い人は出やすいとのことです。
私の年齢(36歳)だと皮膚の弾力もあるため、ほとんど心配ないとのことでした。
・傷について
引き上げは、通常目立たないこめかみあたり(髪毛の中)から針を刺して行うので、傷は目立たないとのこと。
しかし、私の担当の医師は髪の毛の中からは行わないとのことでした。
理由は、髪の中だとわずかながら感染のリスクが高まってしまうことと、針を刺した周辺の毛が生えてこない恐れがあるからだそうです。
傷口はホクロ程度で目立たないため、リスクを考えてその医師は髪が生えていない場所から針を刺すようです。しかし、希望があれば髪の中から行ってくれるとのこと。
・頬骨について
ネットで糸リフトの画像を検索していると、失敗と言ってる方の画像で、頬骨が出っ張り歪な輪郭になっている方がいました。
引用: https://report.clinic/facelift/G_3000635/feeluneasy/dr_qa/29096
糸リフトは、頬骨のあたりに向かって皮膚を持ち上げてくるので、どうやら、頬骨が出ているタイプの人はそこに皮膚が集まることにより、より頬骨が強調されてしまうそうです。
私も頬骨が目立つ方なので、やはり、頬骨は多少目立つようになる可能性はあるとのこでした。
・手術中鏡を見せて調整してくれるのか
私の担当医師は基本それは行っていないとのことでした。
理由は、糸リフトは初めにある程度強く引き上げないと、「全然変わってない」という結果になりやすいため、戻りのことを考えて、敢えて手術時は限界まで引き上げるそうです。
ですから、患者さんに見せながら引き上げを調整するということ自体があまり意味がないとのことでした。
最終的に、医師から提案されたプランは、糸リフト10本か、ワンデーリフトという糸とヒアルロン酸を組み合わせたプランでした。
また、モニターを希望すれば価格が安くなるとのこと。
但し、モニターだとある程度の変化がないとだめなので、10本は最低でも行ってほしいと言われました。
価格を比較してみます。
- 糸6本 ➡780,00円 (モニター62,700円)
- 糸8本 ➡107,900円 (モニター86,400円)
- 糸10本 ➡132,600円 (モニター106,100円)
- ワンデーリフト「小顔すっきり」セット(笑気麻酔セット)
ヒアルロン酸+プリマリフト6本セット➡98,000円
当初ヒアルロン酸は興味なかったのですが、顎の周りの窪みに注入すると、凸凹なくキレイな仕上がりになるとのことで…
確かに、顎プロテだけが浮いて、少しプロテ周りの窪みについては気にしていましたので、ワンデーリフトにも少し興味が湧きました。
(※ワンデーリフトのコースによって、ヒアルロン酸の入れられる部位が決まっているため、好きな場所には入れられないようです)
ちなみにカウンセラーから提案された見積書は、最初はかなり高額なものを持ってきます。
糸の数も多めの見積もり、かつ麻酔も一番高い静脈麻酔での見積もり。
そして、ワンデーリフトはヒアルロン酸の種類を選べるようなのですが、ヒアルロン酸も一番高額なもので見積もりされていました(汗)
あくまでおすすめの見積もりなので、そこから変更も可能です。
とりあえず、その日はカウンセリングだけ受けて帰宅しました。
糸リフトの種類
カウンセリングを受けて、糸リフトはやると決心しましたが、糸リフトといっても色々な種類、プランがありかなり迷いました。
まず糸の種類です。
クリニックによっても取り扱いの糸の種類が違いますが、湘南美容クリニックの糸はかの種類は4種類あります。
糸の種類の違いで一番大きなことは、糸の溶けるスピードの速さです。
- SBCプリマリフト
PDOという素材でできていて、持ちは半年〜ほどです。
早い段階で糸が溶けてしまうため、中で作られるコラーゲンも少なめなので、アンチエイジング目的で行いたいという方は、プリマリフト以外にした方がよいです。
プリマリフトは価格が安価なため、まずはお試しで行いたいという方、若い方で、アンチエイジングというよはり小顔目的に行いたい方におすすめな糸です。
また、プリマリフトは太めでしっかりした素材のため、引き上げ力が高いのが特徴です。
フェイスラインの外側の方を持ち上げたい場合に使用するのが最適で、エイジング目的の場合も、他の糸と組み合わせて行われることがあります。
引き上げ力が高い分引きつれは起こりやすく、ほうれい線などの顔の中心部の使用には向いていません。
- VOVリフト
PCLという素材でゆっくりとけていく糸で、持続期間は2年と長期になります。
分解速度が遅いため、コラーゲン新生を生じる期間も長くなるため、アンチエイジング目的の方にはおすすめの糸です。
また、棘の先端が丸いため痛みが少ないことも特徴です。
- シークレットリフト
PLAという素材のゆっくり溶けていく糸で、持続期間は1年ほどです。
柔軟性と持続性を兼ね備えた新しいリフト用の糸で、
柔らかいため
- テスリフト
PLAという素材のゆっくり溶けていく糸で、シークレットリフトと同様1年ほど持続します。
テスリフトは、3Dメッシュ構造が棘のついた糸をぐるっと覆っています。
組織が3Dメッシュにしっかり絡み一体化するため、従来の糸よりリフトアップ効果、たるみ予防効果の持続性が格段に高いのが特徴です。
私が期待するのは、たるみ…というより、元々輪郭が四角いため、輪郭がVライン近づくこと。
Vラインに近づけるために顎プロテーゼも入れたと言って過言ではないくらいです。
ですから、まずは安価なプリマリフトを試してみることにしました。
結果的に、私が行うことにしたのは「ワンデーリフト小顔セット(プリマリフト6本)+追加プリマリフト2本」です。
理由としては、プリマリフト単体で入れるよりもお得だったからです。
麻酔はどうする?
私がワンデーリフトのセットを選んだのは、麻酔がセットになっていたからでした。
糸リフトは局所麻酔をして糸を入れるのですが、通常笑気麻酔や静脈麻酔を併用して受けるのが普通のようです。
しかし、湘南美容クリニックでは、局所麻酔以外の麻酔はオプションのため、笑気麻酔はプラス10,450円、静脈麻酔はプラス31,900円かかってしまいます。
局所麻酔のみでできなくはないようですが、今まで局所麻酔単体で行った担当患者さんはいないのとことでした(汗)
ネットでも、糸リフトを局所麻酔だけで乗り切った人の体験談は見つけられませんでした。
局所麻酔だけでは無謀なようです…
予算は10万円以内だったので、麻酔をつけると予算オーバー。
ということで、どうせなら笑気セット化された「ワンデーリフト」のほうがお得感があったため、そちらにしたのでした。
プリマリフト8本➡107,900円+麻酔10,450円=118,350円(2万円引きで98,350円)
ワンデーリフトで8本にする➡980,000円+24,570円=122,570円(2万円引きで102,570円)
モニターで8本➡86,400円+麻酔10,450円=96,850円(ちなみにモニターは割引クーポンは使用不可)
このように、ワンデーリフトだとヒアルロン酸がついてくるのに、プリマリフト単体で行うのと価格があまり変わらないのです。
ちなみに、モニターとチケット使用の金額もあまり変わらないのです。
モニターだと写真アップによる身バレの危険、経過を見るために写真撮影に後日協力しなければなど面倒も多いので、割引額を考えると割に合わない感がありますね。
手術の実際
さて、前置きが長くなりましたが、手術やってきましたよ!!!
手術自体は20分で終了。受付から帰りまでのトータルは、1時間半で、あっという間でした。
笑気麻酔は、ふわふわ〜としてくる感じで、例えるならお酒を飲んで気持ちよく酔っ払っているイメージ。
笑気麻酔は鎮静と鎮痛両方の効果があり、特に鎮痛の効果が高いため、局所麻酔量を抑えることにも繋がります。
つまりは局所麻酔量が少い=腫れも少なくなるというメリットがあります。
過去に胸にsab-Qを入れたときに笑気麻酔の経験がありましたが、その時は幻覚のようなものが見えて恐怖だっのですが、今回はぼや~としている感じで意識ははっきりしていました。(恐らく濃度が薄かったと思われます)
でも、でも!!!ついててよかった笑気麻酔!!!!
とにかく、最初の局所麻酔が痛かったです!笑気麻酔なしだったらと思うと…恐ろしいです。
局所麻酔の痛みを乗り越えたと思ったら、今度は皮膚の下に長い針を指していく感触…
かなり気持ち悪いです。
グリ、グリ…ぐっ、ぐっ… と皮膚の下を這う針…
想像すると今でも気持ち悪いです…。
いくら痛みは緩和されるとはいえ、感覚が消えるわけではないので、笑気麻酔で若干ぼーっとしてなかったら、とても正気では入れなかったと思います。
きっとトラウマになるでしょう。
しかも、局所麻酔が行き届いてなかたのか、ところどころ痛い場所があり、それも恐怖でした。
糸リフト後の結果と感想
はい、上がってますね。
でも同時に完全にひきつれてます(笑)←笑い事ではない
というか、予想外なのが、引き上げの場所が思ってた位置と違うこと。
赤の矢印が私の思っていたイメージで、青の矢印が実際糸が入った場所です。
このように、イメージと結果にかなり乖離がありました。
私の場合、もっと、輪郭を司るフェイスライン(下の方)だけ引き上げる感じでよかったのですが、頬側にも糸が入っているためか、まんまとひきつれ、窪みが出てしまっています。
カウンセリングの時に、もっと医師と話を詰めるべきでした(反省)
でも、感動したのはほぼ腫れがわからないということ。
腫れは直後より翌日の方が腫れるのですが、それにしても腫れがわからない!
そして、心配していた内出血が見当たりません。
まぁ、イメージとは違うにせよ、きちんと引き上がっているし、これは成功なのでは?と思いました。
手術が終わって笑気麻酔の影響か、少しだけふらつきましたが、帰りに買い物する余裕もありました。
ちなみに、笑気麻酔、静脈麻酔を行って手術した場合は、車の運転をして帰宅できませんのでご注意を!
術直後の状態
帰宅後すぐに撮影してみました。
うん、確かにシュッとしてますね、輪郭。
しかし、やはり頬骨含め、元々凸凹の骨格なのでそれが悪目立ちしてしまっている感じです。
引き上げることで、皮膚が骨により、沿う形になるので、骨格が浮き彫りになるのでしょう。
とにかく、なんか、ゴツい…
というか…
なんか…
こんなこと言いたくないし認めたくないけど…
やる前より老けてない???!
そして、気になるヘコミがこれ
わかりますか?
う…えくぼみたいなヘコミ…
そして、顎周りに入れたヒアルロン酸ですが
正直効果がわからないのが正直な感想。
入れないよりは入れたほうがよい?
ぐらいの程度です。確かに触るとヒアルロン酸が入っている食感はあるのですが、量が少ない気がしました。
傷口
ちなみに、傷口の状態はこんな感じです。
髪の毛に隠れる感じなので、傷口は人から気づかれることは無さそうです。
触ると、糸を玉結びしたような凸を触れます。
痛み
局所麻酔が引いて、感覚が戻ってきました。と同時に痛みも出現!!!
鎮静薬と抗生物質をもらえるのですが、鎮静薬に至ってはもう本日3回目(手術前に1錠飲まされます)
痛くなってきました。得に糸を挿入したこめかみのあたりがジンジンと痛みます。頭痛も出てきました。
口の開き
術直後から口の開きについてはあまり問題はありませんでした。
他の方の書き込みを見ると、口が全然開かずやわらかいものしか食べれなかった、指2本分しか開かなかった、というのを目にしていたのですが、私の場合大口も開けます(笑)
糸の入れる部位にもよるのでしょうかね。
帰宅後モツ鍋食べたくらいですからね(笑)
しかし、時間が経過すると、痛みのせいで開口障害が出てきました。大好きなシャインマスカットが口には入るのに噛めない…。
お上品に細切りにして食べました。
噛むという行為が、こめかみに響くのと、噛んだ衝撃で糸がブチッといかないかという恐怖もあり、余計に食べれなくなっています。
手術後8時間後
さて、8時間経過した状態がこちらです。
やっぱり、時間が経過しても顔が凸凹して歪な気が…。
腫れはまだそこまで出ていない印象です。
このままの状態だと、次の日仕事も行けそうです。
手術日の注意点として、まず針を刺した傷口から出血する可能性があるため、枕にタオルを敷いた方がいいと看護師さんからアドバイスされました。
しかし、私の場合出血はありませんでした。
また、顔を高くして寝た方が腫れを抑えられるとのこと。
極端なことを言えば、横にならず座ったまま寝ればたぶん最強(笑)
しかし、それは難しいため、なるべく枕を高くして、うつぶせにだけはならないよう苦手な仰向けを意識して寝ました。
手術後翌日
さて、整形後一番腫れのピークを迎えるであろう、手術翌日。
起きてから、恐る恐る鏡を見てみました。
昨日比較しても、腫れはほとんど感じません。若干浮腫んでるかな?という程度。
顔の凸凹ですが、浮腫のせいなのか凹みは昨日よりマシに見えます。
この状態で、恐る恐る仕事に出勤しましたが、周囲にバレることはありませんでした。
まとめ
実際に糸リフトを受けてみた感想としては、
・糸リフトは腫れが少ない
・直後から効果を実感できる
・糸のデザインは重要
・引きつれやヘコミは起こりやすい
・笑気麻酔は最低絶対つけた方がよい
ということです。
失敗したとしても溶ける糸なのできちんと元に戻りますし、比較的安価なので、気になっている方は一度受けてみてもよいのではと思います。
持続性についてや、凸凹の改善、美肌効果などは今後の経過をみないとわからないので、経過をまた記事にしたいと思います。