ステロイド軟膏には、血管収縮作用があるため、顔の赤みを強力に引かせる効果があります。
しかし、ステロイドには重大な副作用も存在します。
赤ら顔に対してステロイドを使用し、どの程度赤みが引いたのか、また起こった副作用についてご報告します。
ステロイド軟膏との出会い
私は、赤ら顔を隠すために、カバー力のあるファンデーションの連続使用と、クレンジングや洗顔をしない生活で肌がボロボロとなってしまいました。
そこで出会ったのは赤ら顔の救世主、ステロイド軟膏でした。
ボロボロの肌に処方されたのはリンデロンというメジャーなステロイド軟膏です。
顔用ということで軟膏ではなく、正確にいうとクリーム。
アトピーで小さい頃から皮膚科通いをしており、体にはよくステロイドは塗っていたのですが、顔に塗ったのはこれが初めてでした。
ステロイド軟膏の効果
顔にステロイド軟膏を塗ったところ、衝撃でしたっ!!
ぐちゃぐちゃだった肌が、あっという間に綺麗になったのです。
そして驚いたのが…
頬の赤みが引いて、真っ白になったのです!!!
こんなに長年悩んでいた赤ら顔が治るなんて!!
未だ嘗て見たことのない白い顔でした。
スッピンでも透明感のある均一な肌色、透明感すら感じます。
そこからステロイド軟膏の乱用が始まりました。
ちょっと赤みが出るとステロイド。
すると数分後赤みが面白いほど引く。
化粧が格段に楽に、そして楽しくなりました。
スッピンが怖くなくなりました。
自分の顔が、肌が好きになりました!
もう、ステロイドはわたしにとって美容液や下地代わりとなっていました。
しかし、また恐ろしいことが起こってしまったのです。