VビームIIのレーザー治療後5日目。
腫れは9割方引き、輪郭はほぼ元に戻りました。
人相まで変わってしまうほどずっと腫れていたので、もう元の顔を忘れかけていました(笑)
あぁ…こんな顔だったかも。と久々に自分の顔を思い出したという感じです。
しかし、クレンジングなど顔を触るとまだ痛いので、炎症はまだ完全に治っていないと思われます。
腫れている間は、頬の赤みどころではなくなっていましたが、腫れが引くと今度は赤みに目が行きます。
頬の赤みはかなり酷いです。
頬全体MAXに近い面積の毛細血管が拡張している状態。(写真だと光でマシに見えますが、実際はもっと赤いです)
今のところ、全く治療による効果は見られません。むしろ悪化している状態です。
まだ完全に炎症が引いていないので仕方ないのかもしれません。
今後どの程度赤みが引いていくのか経過を見ていきたいと思います。
ちなみに、VビームII後は◯ームクリームを中断していましたが、昨日あたりから、◯ームクリームも再開してみました。
VビームIIレーザー経過まとめ
治療直後:
・痛みと火照りあり
・肌がボコボコして部分的な腫れ
・輪郭の変化はなし
・ステロイド軟膏のため赤みは落ち着いている
当日夜:
・少し腫れ始める
・輪郭の変化はなし
・レーザーを当てた皮膚がカチカチに硬くなっている
・頬の赤みが酷くなってくる
・処方されたステロイド軟膏塗布
1日目朝:
・目の下ギリギリまでパンパンに腫れる
・腫れで輪郭がまんまるに
・夕方にかけてどんどん腫れがひどくなる
・マスクをしていても顔の腫れを誤魔化せず周りにバレる
・処方されたステロイド軟膏塗布
・翌日まではメイク禁止なので化粧はせず
1日目夜:
・腫れのピーク。針を刺したら破裂するのではないかという程、風船のようにぱんぱん
・目元まで腫れが及んで目が開けづらい状態
・処方されたステロイド軟膏塗布
2日目朝:
・腫れは前日より落ち着くがレーザーを当てていない目の方まで腫れが広がり目が開けずらくなる。
・硬かった皮膚は柔らかくなってきている
・顔は四角く下膨れ状態
・まだ人前でマスクは外せない状態
・処方されたステロイド軟膏塗布
・化粧を開始するが、赤みが酷すぎて全く隠れない
2日目夜:
・朝よりは少し腫れは治った感じ
・顔に重りを付けているように重い
・目は朝よりは開けやすくなってくる。
・処方されてステロイド軟膏塗布
3日目:
・全体的に腫れはだいぶ引いてくる
・目元はほぼ元どおり
・輪郭はまだ下膨れ状態
・処方されたステロイド軟膏塗布
4日目:
・ようやく人前でマスクをなんとか外せるレベルまで腫れが回復
・ステロイドは辞め◯ームクリームに変更
・赤みが酷いのは変化なし
VビームIIを受けての所感
①腫れについて
振り返ると、VビームIIを8J(パルス幅は不明)で打った時のダウンタイムは、人前にマスクなしで出れるまで最低でも4日は必要なことがわかりました。
腫れは、医師が言っていた通り翌日がピークで、その後徐々に引いていく感じでした。
腫れの引き方は非常に緩徐です。
VビームIとの腫れ方と比較すると、VビームIは部分的な腫れと赤みのみ、VビームIIはむくみのような大きな腫れでした。
↑↑↑VビームIの腫れ方
この違いは機種の違いなのか、レーザーの出力の違いなのかはわかりませんが…。
しかし、出力を抑えてもこれほどまでに腫れるのであれば、どうせならしっかり休みを取って効果の出る高い出力で打った方が良いと思いました。半端な出力が一番無駄な気がします。
②効果について
赤みは5日目現在で、治療前よりもかなり酷い状態が続いています。
現在の赤みは、炎症やレーザーの刺激によるもので一過性なのか、それとも単に酷くなってしまったのか?
炎症による赤みにカムフラされ、実は元の赤み自体は効果が出ているのかもしれませんが、それがいつになったら実感できるのか…。
このように疑問は多く、レーザーの血管破壊による赤ら顔の消退は一体いつ頃から出てくるのかについて、ネットで調べても詳しい答えが得られません。
どのクリニックの説明でも、メーカーによる説明書きを羅列しただけでオリジナルの詳しい説明がほとんどないのです。
やはり赤ら顔治療の情報が少な過ぎますね。
実際にレーザーを受けた方のネットの書き込みを見ると(これも非常に少ないですが)、2週間〜3週間くらいして赤みが引いたと言っている方が多いので、このくらいの時期を基準に見極めるとよいのかもしれません。
③紫斑について
紫斑についてですが、出力を抑えれば紫斑形成は避けられます。
私も、今回を含め今までも、Vビームで紫斑になったことはほぼありません。
しかし、紫斑は血管の破壊に伴って起こるものであるため、紫斑になった方が赤ら顔治療の効果が高いという意見があります。
確かにこれには一理あると思います。
しかし、一度紫斑になってしまうとメイクで隠すことも難しく、1週間〜10日という長い日数のダウンタイムが必要となり、日常生活に支障が出てしまいます。
この紫斑も、かなり酷いと周りにもギョッとされてしまいますし、変な言い訳も効きません。
(昔、高出力でダイレーザーを行った時、酷い紫斑になりましたが、周りから変な病気ではないかとかなり心配されひどい思いをしました。)
④治療の間隔について
通常、赤ら顔のレーザー治療の間隔は、3週間〜1ヶ月程度が推奨されます。
理由は、丁度前回のダウンタイムが落ち着き、治療の効果が現れてきた頃であるからです。
これ以上の間隔を開けると、消退した周りの毛細血管が増殖し、赤ら顔の戻りが出てきてしまいます。
ですから、この戻りが起こる前にコンスタントにレーザーを行うことで、今ある毛細血管の破壊+新たな毛細血管の増殖を防ぎ、効率よく赤ら顔治療が進むのです。
私のように、遠方などの理由で、行ける時だけ、気が向いたら…というレーザーの受け方は、一番中途半端で治療が長引く理由だと考えられます。
最短で確実な効果を期待するのであれば、しっかり休みを取り、なるべく高出力で、3週間〜1ヶ月おきにきちんと治療を受けることが大切なではないかと思います。
⑤保険の問題
赤ら顔治療は、なるべく間隔を空けずにレーザー治療を受けることが大事ですが、ここで問題なのが保険。
残念ながら、毛細血管拡張症のVビームの保険適応は3ヶ月に1回。
私の通っているクリニックは、ありがたいことに1ヶ月おきにレーザーを受けても保険が効くように申請を調整してくださるようで(仕組みはわかりませんが)、たぶん定期的に通っても保険内で対応してもらえます。
しかし、一般的にはほとんどが3ヶ月に1回の通院になってしまいます。
ですから、もっと細かく受けたい場合、3ヶ月以内であれば自費診療になってしまうのです。
ここが大きな問題です。
推奨は3週間〜1ヶ月と言っておきながら、保険は効かないのですから…。
自費だとかなり高額になってしまいますので、金銭的な問題も出てきてしまいます。
今後の方針
今後、赤ら顔治療の方針をどうしていこうか悩むところであります。
今回受けたVビームIIで、今までのVビームより効果が高ければ、3ヶ月に1回の通院でVビームIIを受けたいと思っています。
しかし、効果が乏しければ、やはり今まで通り、もう少し細めにVビームの治療に通い、クリームも併用していくのが無難かなとも思います。
また、保険適応外ではありますが、他にも赤ら顔治療に効果があるとされるレーザー(I2PL、フォトフェイシャル、ヤグレーザー、ライムライトなど)に変更または併用することも視野に入れていきたいと思います。
こうしてる間に、赤ら顔に威力を発揮する画期的な新たな治療法でも出てくれるといいのですが…