以前からずっとダーマローラーに興味を持っていましたが、侵襲的な美容法なのでなかなか踏み込めずにいました。
しかし!ついにダーマローラーデビューをしたので、今回はダーマローラーについて詳しくご紹介したいと思います。
- ダーマローラとは
- ダーマローラーのメリット
- ダーマローラーのデメリット
- ダーマローラーの費用
- セルフダーマローラーの種類
- ダーマローラーとDNSローラーの違いは?
- 針の長さによる効果
- ダーマローラーの痛み
- ダーマローラーのダウンダウンタイム
- まとめ
ダーマローラとは
ダーマローラーとは、極細の針の付いたローラーのことです。
わざと針で肌に傷をつけて炎症を起こさせ、肌自体の自然な治癒作用(コラーゲン生成)を促進させることで、シワ・たるみ、ニキビ、毛穴等を修復し、なめらかでツヤのある肌へと導いてくれる美容法です。
肌に穴を開けることで、肌細胞が修正しようと2ヶ月にかけて1,000%ものコラーゲンが増加、そして、肌に穴が開くことによって、普段は表皮層までしか浸透しない美容成分が肌の奥の真皮層まで浸透するのです。
なんと美容成分の浸透力が通常使用時に比べなんと4000%もアップするそうです。
2~6週間ごとに5~6回治療を繰り返すとほぼ全ての肌が入れ替わり、高い効果が期待できるとされています。
ダーマローラーは、外からコラーゲンやヒアルロン酸を注入するのではなく、自分自身のお肌を再生させる治療なので、より自然な効果が長持ちします。
↓ダーマローラーを行なっている人の肌の変化
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明らかに肌が明るくなりきめ細かくなっています。
それでは、さらに詳しく、ダーマローラーのメリット・デメリットについてご説明します。
ダーマローラーのメリット
- 様々な肌の悩みが改善される
- ダウンタイムが短め(顔の赤みや腫れは2日程で収まる。化粧も翌日からOK)
- リスクが低い。
- 自分自身の自然治癒力で肌を綺麗にする施術なので、自然な効果が長持ちする。
- 自宅でセルフダーマローラーをすれば費用が抑えられる。
ダーマローラーのデメリット
- 徐々にコラーゲンが増加していくため即効性がない(肌のきめ改善などは施術後1週間くらいから感じられる)
- 効果には個人差がある
- 色素沈着が起きることがある(通常一時的なもの)
- 深いニキビ跡(クレーター)などには数年施術し続けないと効果があまりない。
- 施術後の肌のケアが必要(十分な保湿と日焼け対策)
- 痛みが伴う
ダーマローラーの費用
ダーマローラーは、通常美容クリニックなどで行うことができますが、費用は高めです。
だいたい1回2〜3万円程度かかってしまいます。
しかし、自宅で行えばかなり費用を抑えることができます。
初期費用として、ダーマローラー、麻酔クリームだけに留めれば4000〜8000円程度でてきてしまいます。
一度購入すれば数回使うことができるので、1回あたりかなり安く済ますことができますので、セルフダーマローラーはかなりお得な美容法と言えます。
セルフダーマローラーの種類
ダーマローラーといっても種類は医療用から簡単に国内通販で購入できるものまで色々。価格もかなりピンキリです。
ダーマローラー(オオサカ堂)
価格 6415円
正規品のダーマローラーなのでお値段は張りますが品質に安心感があります。
(楽天では8000円以上の価値なのでオオサカ堂の方が安い)
初めての方、失敗したくないという方は、まずはこちらを購入している方が多いです。
こちらはもっとも口コミが多い1.5mmのものです。
DNSローラー(オオサカ堂)
価格 2021円
上記のダーマローラーの1/3の価格で買えてしまうローラー。
ダーマローラーと効果や使用感はほぼ変わらないようです。保管用のキャップが付いています。
ダーマローラーとDNSローラーの違いは?
①価格
ダーマローラーの価格は約6000円、DNSローラーは約2000円で、ダーマローラーの価格はDNSローラーの約3倍の値段です。
②商品の種類
ダーマローラー: 5種類
MC415…針の長さ1.5mm(4列)
MC915…針の長さ1.5mm(9列)
MC910…針の長さ1mm(9列)
MC905…針の長さ0.5mm(9列)
HC902…針の長さ0.2mm(9列)
DNSローラー: 7種類(8列)
0.2mm、0.25mm、0.5mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm
③針の材質
DNSローラー:チタン合金製
(イギリスロンドンのbioGenesis社製)
医療用ダーマローラー:ステンレス
(ドイツのDermaroller GmbH社製)
チタンもステンレスもどちらもアレルギーを起こしにくい金属なので安心です。
チタンは軽くて丈夫、ステンレスは錆びにくいといった特徴があります。
④針の本数
DNSローラー針数: 約200本
医療用ダーマローラー針数:
MC415…4列 72本
MC915…9列162本
MC910…9列162本
MC905…9列162本
HC902…(記載なしなので不明)
⑤効果と耐久性
ダーマローラーとDNSローラーの口コミを比較してみても、効果の違い、耐久性の違いはほとんどみられないようです。
DNSローラーはキャップ付きなので、繰り返し使いたい方は使い勝手がよいと言えます。
どちらがいいか?といえば、好みによるかと思います。
個人的には、安心感を得たいのであれば本家ダーマローラー 、価格を抑えたい!でも効果も欲しい!という場合はDNSローラーで十分ではないかと思います。
針の長さによる効果
肌の表皮の厚さは約0.2mmで、真皮層は約2~3mmの厚さがあります。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが存在するのは真皮層ですので、コラーゲンを増加させたいのであれば、0.2mm以上の長さの針を使わなければなりません。
【針の長さによる効果】
0.25mm: 育毛、肌のキメ改善
0.5mm:肌のキメ改善、小じわ、しわ 、毛穴の開き
1.0mm:肌のキメ改善、毛穴の開き、傷跡やニキビ跡、小じわ、しみ、そばかす
1.5mm:肌のキメ改善、セルライト、 妊娠線、酷いニキビ跡、しみ、傷跡、毛孔性苔癬
2.0mm:毛穴の開き、小じわ、深いニキビ跡、妊娠線、傷跡、毛孔性苔癬
針の長さによって効果は変わってくるため、肌悩みに合わせて選ぶ必要があります。
ベテランのセルフダーマローラーのユーザーは、何種類かの針を所持して使い分けているようです。
効果ははっきり言って、針の長さが長ければ長いほど高いです!
しかし、その分赤みや出血などがおきやすく、ダウンタイムも長くなってしまいます。
このように、単純に長ければ長いほど良いというわけではありませんので、自分の肌の状態や悩みに合わせて選択するのが大事です。
ダーマローラーの痛み
痛みに弱い方はダーマローラーの使用を躊躇してしまいますね。
私も痛いのは苦手なので、ずっとビビって手を出せずにいました。
痛みには個人差がありますが、一般的に、0.25mmの針であれば麻酔なしでもほとんど痛みを感じずに行えます。
0.5mmも、痛みに強い方、回数を重ねて慣れてきた方は麻酔なしで行えるようです。
1mm以上の長さの針の場合、さすがに痛いので麻酔クリームの使用がおすすめです。
ラクサールクリーム(RacserCream)5%(麻酔クリーム)
価格 2514円
価格 3767円
麻酔クリームをしっかり塗れば、ほぼ無痛で行うことができます。
私が試したのは0.5mmの針でしたが、初めてなので麻酔クリームを使用しました。
30分おいて行いましたが、拍子抜けするほど、ほとんど痛みを感じず行うことができました。
麻酔クリームをたっぷり塗り、放置時間をしっかり取ることで、ほとんどのダーマローラーは痛みを感じずに行えると思います。
また、場所によって痛みの感じ方が違うようです。
骨が近い場所(鼻や額やこめかみ)は痛みを感じやすい場所です。
あとは、首は痛いという書き込みが多かったです。
痛みがあると、躊躇して効果が半減したり、恐怖心で続かなくなってしまうため、しっかり麻酔クリームを塗って行うことをおすすめします。
ダーマローラーのダウンダウンタイム
一般的に言われているダーマローラーのダウンタイムです。
◆ 赤み、火照り:術直後~4日目
◆乾燥:3日目~7日目
◆角質剥離:3日目~7日目
ダウンタイムが取れない!
バレたくない!
痛いのは絶対に嫌!
という方は、0.25mmか0.5mmの針がおすすめです。
麻酔クリームも必要なく、痛みもダウンタイムもなく使うことができます。
0.25mmでも十分に角質にまで穴が開くので、ローリングの後に美容成分のあるスキンケアなどを導入すれば、浸透性は普通に塗るより大幅アップします。
まとめ
ダーマローラーについてご説明しましたが、いかがでしょうか?
ダーマローラーの効果、すごいです!
上手に行えば効果は必ずあるアンチエイジング、 ・肌質改善法なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。