✿美容オタクのブログ✿

毛細血管拡張症の克服と、その他美しくなるために試したこと、日々の美容について書いています。

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なりたい顔になれる!ボトックスの様々な効果について

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「ボトックス」と言えば、思いつく効果は何でしょうか?

一般的には、エラを小さくしたり、シワを無くしたりする効果が知られていると思います。

 

しかし!実は他にも便利なたくさんの効果が期待できるのです。 

 

ボトックスの効果は無限です!!

 

では、ボトックス注射で得られる効果について、メジャーなものからマイナーなものまで全てご紹介します。

 

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引用:https://www.rei-beauty.com/sp/petit/botox/

 

①エラボトックス

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引用:https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

最もポピュラーな使用方法で、ほとんどの美容クリニックで行われています。

 

エラが張っている原因は、まず骨が突き出ているタイプと、筋肉が必要以上に発達しているタイプ、また両方のタイプと3通りあります。

 

咬筋が発達しているタイプの場合にはボトックスの効果が期待できます。

 

エラの両側の噛むときに使用する筋肉(咬筋)に注射することで、筋肉を萎縮させ小顔効果が得られます。

咬筋はやや大きい筋肉であるため、ボトックスの量も1瓶〜2瓶(50単位〜100単位)使用する必要があり、価格もシワ取りと比べで高めになります。

 

②顔のシワ取り

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引用:

https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

ボトックスを使用すれば、顔のあらゆる場所のシワをなくすことができます。

目尻、おでこ、ほうれい線をはじめ、口を閉じときにできる顎の梅干しのようなシワにも効果があります。(5単位〜)

 

③首のシワ取り

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引用:

https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

広頸筋にボトックスを注入することによって、首の縦ジワを改善したり、フェイスラインや口元のリフトアップ、あごのたるみを解消することが可能です。

広頸筋は、引き下げる方向に働くので、引き下げる力をボトックスによって弱めることで、上下に引っ張り合う力のバランスを調整することが出来ます。

(15単位〜)

 

④目を大きく

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引用:http://yuriclinic.jp/o3_menu_detail/d4_botox.html

ボトックスをこめかみに注入することで、眉の高さを上げるとができ、目が大きくぱっちりし、目力を上げることができます。

(5単位〜)

 

⑤タレ目形成(アーモンドアイ)

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タレ目形成といえば、目尻切開や垂れ目形成術ですが、切らなくてもボトックスを目の下の筋肉(眼輪筋)の外側のみに注入することで、下側の目が開いて白目の面積が増え、優しいタレ目にすることができます。

(5単位〜)

 

⑥ 眉毛挙上

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引用:

https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

生まれつき眉毛の高さが非対称であったり、ついつい眉毛を上げてしまう方、眉丘筋(びきゅうきん)が発達しすぎて眉毛の上が盛り上がってしまう方、加齢により眉尻が下がり左右アンバランスになってしまっている方などは、眉の筋肉にボトックスを注入することで、眉の上がりを抑えたり、左右対象に整えたりすることができます。

 

⑦ 小鼻縮小

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引用:

https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

日本人に多い団子鼻は、小鼻の筋肉が発達していることが原因です。

また、笑うと小鼻は横に広がりやすいため、潰れて大きく見えてしまいがち。

このようは問題は、小鼻縮小、鼻尖縮小などの手術を受けなくてもボトックスで解決することができます。

小鼻の筋肉の働きをボトックスで和らげることで、横に広がった小鼻を引き締めスッキリ見せることができます。

さらに、小鼻の毛穴を小さくするという嬉しい効果もあります。

(5単位〜)

 

⑧ガミースマイル

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ガミースマイルは上唇の筋力が強いことで起こっている場合があります。

上顎や法令線上にボトックスを注入することで、口を開く筋肉の働きを和らげ、歯茎が見えにくい状態を作ることができます。

(15単位〜)

 

⑨口角リフト

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引用:https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

口角が下がっていると、老けて見えたり、疲れて見えたり、不機嫌な印象を与えてしまうこともあります。

口角は加齢とともに重力の影響で下がってくるので、年を追うごとにさらに気になる方が多いです。
口角の高さは、口角を引き上げる筋肉と引き下げる筋肉が関係しています。このうち、口角を引き下げる筋肉「口角下制筋」にボツリヌストキシンを注入することで、口角が下がるのを抑えます。

そして口角下制筋の緊張が緩んだ分、口角が自然に持ち上がり、キュッと口角が上がった顔になることができます。

(5単位〜)

 

⑩顎の梅干し

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引用:https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

口を閉じた時にできる顎の梅干しのようなシワの原因は、オトガイ筋の過緊張によるものです。

オトガイ筋の過緊張が起こる原因は、歯並びが悪いことや、骨格の問題などで必要以上に筋肉を使ってしまっていたり、口呼吸によるオトガイ筋の衰えなどがあります。

ボトックスをオトガイ筋に注入することで、顎の梅干しのようなシワも消すことができます。

(10単位〜)

 

⑪ふくらはぎ

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引用:

https://www.tsubaki-clinic.com/fbotox.html

ふくらはぎの発達し過ぎた筋肉を退縮させることで、ほっそりさせることができ、脚やせ効果が期待できます。(100単位〜)

 

⑫ 多汗症

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ボトックスには汗を抑える作用もあるため、ワキや手の多汗症の治療にも用いられます。

顔に使用するボトックスよりも量が多いため費用は高めになります。(100単位〜)

 

 ⑬皮膚の引き締め(ボトックスリフト)

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引用:https://www.katoclinic.jp/sp/menu/antiageing/wrinkles/botox.html

ボトックスを皮膚の浅いところに注入することで緩んだ頬(フェイスライン)や首を引き締め、肌のハリや毛穴の縮小効果も期待できます。

BNLS小顔注射との併用や、表情筋に作用させる通常の注入法と併用することで、より一層ハリのある若返り効果が期待できます。

(30単位〜

⑭その他の効果(美容以外)

ボトックスは美容への効果だけではなく、実は健康面への効果も期待できるため、一般の病院でも使用されることがあります。

 

眼瞼けいれん、顔面痙攣

目がピクついたり、うまく開け閉めができなくなってしまった症状に対し、少量のボツリヌストキシンを目の周りの皮膚に注入することで、目をつぶる筋肉を弱めることができ、症状を緩和します。

 

偏頭痛

頭痛の原因の中には、首や頭周辺、肩などの筋肉の緊張によって起こっているものが多いと考えられます。

首や肩にボトックスを注入することにより、筋肉の緊張を緩和させ、間接的に頭痛に効果があると言われています。

 

うつ病

アラガン社は、ボトックスがうつ病にも効果があるとして臨床実験を行いました。

実験結果では、有用性が高いという結果が出ており、一部ではすでに利用を開始しているようです。

しかし、またデータが十分ではなく(女性のみを対象に行われた実験であった)、結果にも説得力がないとされ、確実な効果までは立証されていない状態なので、今後まだまだ検討は必要です。

 

ボトックスの副作用や失敗例

手軽にできてリスクの少ないボトックスですが、医師の手技や注入量によって、まれに失敗してしまう場合があります。

その一部をご紹介します。

 

スポックブロー

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ボトックスは顔の表情筋を緩めることによって、眉間や額に出来る表情皺を取る治療です。
顔の表情筋は起止と停止の関係からお互いに影響し合っていますが、このバランスを間違えると、眉尻が上がるいわゆるスポックブロー(眉毛外側過度挙上)の状態になります。

 

目が重くなり目が一重になった

額のシワを消すためにボトックスを打つと、シワは消えますが、その分額を上に上がることができなくなり眉毛も上がらなくなります。

するの、弛んだ皮膚が二重に被さってしまい、まぶたが重く感じ、見た目も二重が一重に見えてしまうという現象が起こってしまいます。

 

ストローが吸えない

口元のシワん消すために口輪筋にボトックスを効かせすぎてしまうと、口をすぼめることができなくなり、ストローはもちろん、汁物が吸えなくなってしまうことがあります。

 

表情の損失

ボトックスを誤った場所に注入してしまったり、拡散性のあるボトックスを使用した場合、またあらゆる場所にボトックスを打ちすぎると、表情筋がうまく働かなくなり、表情が作れなくなることがあります。

 

頭痛

誰にでも起こりうる副作用です。

異物が体内に入るため、身体が異物に反応して起こるとされています。

起きてしまっても、一過性のものでほとんどは数日程度で治るとされています。

 

内出血

ボトックスを注入する際、針先が血管に当たってしまった場合に起きてしまいます。

程度にもよりますが、数日〜1週間程度で自然に治ります。

 

顔がこけた

ボトックスの注入量が多過ぎた場合、効きすぎた場合に起こり得ます。

数日後に、エラが張っていい感じ♪と思っていても、そこからさらにどんどん筋肉が減っていってしまうと、今度は頬の下がこけて老けて見えてしまいます。

また、エラがなくなったことで、今度は頬骨が目立つようになり、綺麗な卵型の輪郭にはならず、歪な輪郭になってしまうこともあります。

 

たるみ

ボトックスを注入して筋肉が萎縮した分だけ、そこの皮膚が余ってしまいます。

効果があればあるほど、行き場を失った余った皮膚は当然下垂し、たるみのように見えてしまう場合があります。

これを解決するためには、リフトや脂肪分解注射などを併用する必要があります。

 

ボトックスの実際の失敗談

私は過去にエラボトックスを数回行っていますが、経験上の失敗談をお話しします。

 

まず、効きすぎの問題です。

どこのクリニックでも、私は咬筋がかなり発達していると診断されるため、だいたい2倍量を勧められます。

2倍量だと、かなり効果も高く、エラはかなり小さくなります。

 

しかし、エラが小さくなったからといって、そのまま小顔……にはなりません。

 

まず皮膚がついていかないのです。

これは年齢を重ねると尚更感じるのですが、エラが小さくなった分だけたるみます!!

 

触るとエラはスッキリしているのに、皮膚がだる〜んとなっているため、結局輪郭の大きさはあまり変わらないという結果に。

むしろ四角い輪郭になり、なんだかもったりした感じになることがありました。

 

さらに、効きすぎると頬がこけて老けて見えてしまいます。

大抵、ボトックスが効き始めると周りからは「痩せた?」ではなく「やつれた」「大丈夫?」と心配されます。

 

そして、私は元々頬骨も出ている骨格なのですが、エラが無くなると、今度は頬骨が目立ってきてしまうのです。そして、なんだかゴツい輪郭に…。

綺麗な卵型…とはいかず、ひょうたんのような、ムンクのような輪郭になるのです。

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はやり、コンプレックスにのみ目を向けてしまうと、他の気にしていなかった欠点が剥き出しとなり、整形スパイラルに陥ってしまうのがこれです。

顔の良し悪しを決めるのは、パーツの美しさだけではなく、全体のバランスが重要なのです。

 

この経験から、私は咬筋を無くしすぎてもダメなのだとわかり、2倍量はもう行なっていません。物足りないかな?くらいの効果で抑えています。

 

また、友人の話ですが、額のシワを無くすためにボトックスを打ってきたのですが、失敗だと騒いでいました。

目が重い、気持ち悪いと連呼するのです。

 

私から見た感じはあまり変わらないのですが、本人がもう違和感を感じて仕方ないらしく、目が腫れぼったい、開けづらいと言って落ち着かない様子でした。

 

ボトックスの効果は3〜4ヶ月あり、ヒアルロン酸のように分解注射もないため、効果が切れるのを待つしかありません。

かなり苦痛な日々を送っており、その感覚は全く慣れるものでもなかったらしいです…。

 

ボトックスは、効果を出したいと欲張って一気に注入してしまうと、このような失敗に繋がることもあるため、初めは控えめに行なって様子を見ることをおすすめします。

 

まとめ

ボトックスの使い道は様々で、上手に使用すればたくさんの悩みを解決することができます。

しかし、効果は3〜4ヶ月程度なので、繰り返し行う必要があります。

美容室でカラーを行う感覚と思えば気楽ですね。