✿美容オタクのブログ✿

毛細血管拡張症の克服と、その他美しくなるために試したこと、日々の美容について書いています。

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水素は効果がない? 水素は万能薬? どっち?

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水素は、病気の治療やアンチエイジングに効果があることが論文で発表されると、たちまちテレビや雑誌で取り上げられ、一躍大注目されました。

水素ブームに乗取り、水素に関連する様々な商品が販売され、スポーツジムやエステでも水素水サーバーが設置されるなど、水素は私たちの生活の中で随分と身近となりました。

 

しかし、後に国民生活センターによる調査などが元となり、水素水は効果がない?などの記事や報道が出始め、水素ブームが落ち着くこととなります。

ソース:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20161215_2.pdf

 

 

 

水素水は効果がないと言われ始めた理由

確かに水素にはまだ未知の部分もたくさん存在します。

アンチエイジングや病気に効果があるなどの研究結果は、マウスでの実験で証明されたというだけに留まっており、まだ人間に対する有用性については信頼できるデータが十分集まっていないのが現状のようです。

 

また、以前の記事でも書いたように、水素水は溶存水素濃度が重要です。

しかし、販売された水素水のほとんどは身体に効果がある水素濃度が保てていないものが多かったのです。

伊藤園から販売された水素水が良い例です。

 

水素に対する正しい知識がなければ「水素」という言葉だけに踊らされてしまい、騙されてしまいます。

初めから水素の効果が期待できない商品に当たってしまった人たちから「水素は効果がない」という意見が広まがってしまったことも、人々の水素離れの原因として考えられます。

 

また、人は流行りものが大好きです。

ローズヒップティー、チアシード、酵素、ココナツオイルなど、次々と健康や美容に効果のあるフードや栄養素が出てきてはブームとなります。

しかし、これらは即効性があるわけではなく、効果が現れる前にほとんどの人はやめてしまいます。そして効果がないなどと言い始め、また次の新たな商品に目移りしていく人がいます。

水素もそのうちの一つではないでしょうか?

 

水素に否定的な意見も多い中で、私は、きちんと溶存水素濃度が保たれている商品であれば、水素の効果は間違いなくあると思っています。

 

水素がよいと言っても、一体どのような理由で良いとされているのか、どういった研究結果からそのように言われているのかなど詳しく調べてみました。

 

アンチエイジング、肌のトラブル改善

お肌のトラブルの多くは、活性酵素による酸化と炎症が原因です。

皮膚などにある酸素に紫外線が当たると、活性酵素の一種である一重項酸素が発生します。これが様々な皮膚トラブルを引き起こすのです。

水素には抗酸化、抗炎症、抗アレルギーと代謝を改善させる効果あります。

実際にメラニン溶液に水素を加える実験を行うと、水素はメラニンを分解しました。

ですから、しみ、シワ、肌のくすみ、赤みなどに効果が期待できるのです。

 

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脳梗塞治療に効果的

2007の研究結果で、水素は脳梗塞にも効果があることがわかりました。

脳梗塞では一度詰まった血流が再開するときに大量の活性酸素が発生し脳を痛めてしまいます。

水素に関する論文を発表した太田教授らは、人工的にマウスを脳梗塞にし、一方に2%濃度の水素ガスを与え、もう一方には何もせず血流の再開を行いました。

すると、水素ガスを与えた方のマウスの脳損傷の程度は、何も与えないマウスに比べて半分以下だったという結果を出しているのです。

 

水素水で歯周病予防

2014年の研究で、岡山大学院の森田教授らは、水素水の摂取に歯周病の予防する効果があることを動物実験で証明しました。

マウスを人工的に歯周病にした後、片方のマウスには蒸留水を、もう片方のマウスには水素水を与えたところ、水素水を与えた方のラットは歯周病の進行が抑制されていることが確認されました。

結果的に、水素水による活性酸素の減少が、歯周病抑制したことを示しています。

これまでは、歯周病は歯磨きや歯石除去など、ほとんどが口腔内に限局して予防を行ってきました。しかし、水素水の摂取で、全身への抗酸化作用が期待でき、歯周病対策にもなるということが証明されたのです。

 

水素で動脈硬化予防

動脈硬化とは、血液中のコレステロールが血管壁に蓄積し、血管壁が弾力を失って脆くなる状態です。

これは、悪玉(LDL)コレステロールが活性酸素によって傷つけられ酸化LDLとなることで起こります。

動脈硬化は、心筋梗塞、脳血管障害など重大な病気の原因となるため、悪玉コレステロール増加させないことが必要となります。

原因は活性酸素によるものなので、この活性酸素を除去する働きのある水素は、動脈硬化の予防にも効果があります。

 

糖尿病にも効果あり

糖尿病にも活性酸素が関わっています。

なんと活性酸素は、血液中の血糖を抑える働きのある大切なインシュリンの分泌を妨げてしまうのです。

また、活性酸素の影響で、全身の細胞が傷つき、糖を取り込む働きが衰えてしまい(インシュリン抵抗性)、血液中に糖が溢れてしまい、結果的に高血糖(糖尿病)になってしまうのです。

そこで、糖尿病の方に8週間に渡って水素水900mlを毎日3回に分けて飲んでもらう実験が行われました。

するとインシュリンの分泌量が増え、血糖値が下がる結果となり、糖尿病の改善が見られたのです。

 

認知症の予防

マウスを拘束してストレスを与え、一方には水素水を与え続け、一方には何もしないという実験が行われました。

すると、水素水を与えた方のマウスの認知機能の低下が抑えられたという結果がでました。このことは、水素が認知症の予防に効果があるということを証明したのです。

 

肝機能低下の予防と改善

肝臓は500以上もの働きをこなす、とても重要な臓器です。

しかし、肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれるほど、肝臓が弱っていても自覚症状に乏しく、気づいた時には重度の肝機能障害が起こっている…なんてこともあるため注意しなければなりません。

肝臓の病気はお酒だけが原因だと思っているのは大間違いです。

暴飲暴食などでも肝臓弱ります。そして、弱った肝臓には、たくさんの活性酸素が発生します。

活性酸素は肝細胞を破壊し、ダメージを受けた肝臓は肝炎、肝硬変を引き起こし、恐ろしいことに、やがて肝癌へと移行してしまいます。

水素は、中性脂肪を減らしてくれる作用、活性酸素を除去する働きがあるため、肝機能障害を予防し、肝臓を守ってくれる働きがあります。

 

人以外にも良い効果

海沿いの土地の植物は塩害で育たないという被害があります。

そこで、水素を混ぜた水を植物に与えると、植物が育ったという研究結果が出ています。

水素を用いた水耕栽培を行うと、鮮度が上がるという報告もあるようです。

 

他にも、肉や魚も鮮度が保たれる、健康な家畜が育つなどの報告も挙げられています。

 

そして、なんとNASAも水素の研究を行っているそうです。

宇宙は高い放射線が飛び交っていて、宇宙へ行くとたくさん被曝してしまいます。例えば、火星に行って帰ってくると、なんと被曝量が致死量にまで達するようです。

しかし、水素には被曝を緩和する効果も認められており、今後研究がさらに進めば、人が火星へ往復することも叶うかもしれないのです。

 

 

なぜ人は病気になったり老化してしまうのか

病気や老化は、体内で作り出される活性酸素が原因で起こります。要は身体を酸化させてしまうサビです。

細胞にある器官「ミトコンドリア」は、活動をする時に活性酸素を生み出します。

私たちが普通に生活していれば、活性酸素は日々嫌でも作られてしまい、身体に蓄積されてしまうのです。

特に、ストレス、疲労、飲酒、喫煙、紫外線、大気汚染、食品添加物などで多量に、そして身体の至る所に発生してしまいます。

加えて、人は酸素を吸っているため、酸化することは避けられないのです。

病気や老化を予防するために必要なことは、サビの原因となる活性酸素を蓄積させないようにすることなのです。

 

水素で寿命が延びる?

水素には、病気を予防したり、老化を予防する効果があります。これはつまり、寿命自体を伸ばすということに繋がります。

寿命を伸ばすといっても、200歳まで長生きする、などといった極端なものではありません。

本来の自分の寿命を全うする。つまり、自分の寿命まで病気をせず、健康で生きられるということです。

 

なぜこんなにも水素が注目さるのか

水素の説明でしつこいくらいに何度も出てくる活性酸素。

この憎っくき活性酸素を除去できるのが水素とされています。

アンチエイジングの話でよく出てくる「抗酸化作用」といわれるのは、活性酸素を除去する働きのことです。

でも、抗酸化というと、水素じゃなくても他に有名なものがあるじゃない!

と思ってしまいます。

主に、コエンザイムQ10ビタミンCビタミンEなどです。これらは抗酸化作用のある有名な物質として、以前から取り上げられていました。

 

では、なぜ、水素がこんなにも注目されているかというと、それは水素だけが持つ特別な性質があるからなのです!!

 

他にはない水素だけが持つ特性とは?

①拡散性

ビタミンCなど他の抗酸化物質は、分子がある程度大きいため血管を通じてしか体内を移動できません。

また、コエンザイムQ10、ビタミンEは脂溶性(要はアブラ)のため、同じアブラ仲間の細胞しか通過できません。

逆に水溶性(要は水)のビタミンCは、同じ水仲間の細胞しか通過できません。

このように、それぞれ細胞の中でも作用できない部分が存在してしまうのです。

 

一方水素は、地球上で一番小さな分子で、この世のものは、アルミ以外はどんなものでもすり抜けてしまうことができます。

水素は細胞内のどこへでも到達できるため、他の抗酸化物質よりも全身の活性酸素に作用しやすいのです。

 

②選択性

そして、水素にだけが持つ特性としてもう一つ。それが「選択性」です。

活性酸素と聞くと、もう「悪いもの!」というイメージしかないと思われますが、実は活性酸素の中には、身体が健康を維持する上で必要不可欠な「善玉活性酸素」つまり良い活性酸素も存在するのです。

そこで、還元力が強すぎる抗酸化物質を摂取しすぎてしまうと、良い活性酸素まで破壊してしまうので、逆に体にとって悪影響となってしまいます。

なんと、最悪寿命を縮めてしまうことも…! 

ですから、むやみやたらに抗酸化物質を摂取するのも危険なのです。


つまり、すべての活性酸素を除去するのではなく、悪い「悪玉活性酸素」(ヒドロキシルラジカル)のみに作用するものを摂取する必要があります。


もうおわかりでしょうか?

 

悪い活性酸素のみ選択的に作用してくれる理想的な物質がなんと水素なのです!


例えば、水素には血圧を下げる薬と同様に、高い血圧を下げてくれる素晴らしい効果があります。

血圧が普通の人が飲んでも血圧が下がるのでは?と思ってしまいますが、答えは✖️。

水素は選択性があるので、水素の場合血圧が高い人にしか作用しないのです。

 

③無害性

水素のもつ大事な特性の3つめに「無害性」があります。

水素はどれだけ摂取しても身体には一切害がないとされています。

なぜなら、不必要な分は、酸素と水に変わり、体の外に排出されてしまうからです。

 

 

以上を踏まえると、水素がなぜこんなにも注目されるようになったかがわかりますね。

水素は副作用なしの万能薬なのです!!

 

医療機関でも水素が取り入れられている

これだけ良い効果がある水素は、大学病院をはじめ、どんどん病院でも取り入れられつつあるようです。

水素治療を取り入れている辻クリニックという病院の院長によると…

 

例えば、アトピーの場合。

ステロイドと水素軟膏を併用したり、点滴で水素を体内に取り入れる治療を行った場合、徐々にステロイドの使用量が減っていくそうです。

これは、水素が身体の悪玉活性酸素を除去し、もともと人間がもつ抗酸化力や身体の機能を本来の状態に戻すためです。


ただし、水素の効果はすぐに現れるものではありませんが、最低でも半年の間、根気強く続ければ結果は必ず出るようです


辻院長の考えでは

老化にしろ病気にしろ細胞レベルで起こるもの。そうした細胞の障害にアプローチする治療を細胞治療といいます。痛みを取り除いたりする対症療法とは異なり、病気や不調の根本的な原因を除去する治療の一つが、水素を使った治療法

なのだそうです。

 

インチキ商品 水素関連商品に注意

始めの方でも書きましたが、水素が注目されるようになると、色々なメーカーから水素を謳った商品が販売されるようになりました。

単純に、「水素」という言葉を入れると売れるからです。

本当に効果のあるものもありますが、中にかは害は無くとも全くもって効果がない怪しげな商品もたくさんあります。


「マイナス水素イオン」「プラズマ水素」「活性水素」などは非科学的な水素です。

 

効きそうな言葉を羅列した造語は怪しいです。

また、きちんと水素の溶存濃度が記載されていない商品も水素の効果は期待できません。

いい水素水の見分け方は、1.6ppm以上水素が含まれていることが目安。心配な方は、自宅で水素濃度を図れる「溶存水素濃度判定試薬」も販売されています。

 


水素はいろんな摂り方をしたほうがいい理由

水素は優秀なので、体内に取り込むとすぐに目の前の悪玉活性酸素を見つけて反応してしまいます。

しかし、現代人は身体中いたるところに活性酸素が存在しています。そのため、水素が目の前の活性酸素と反応してしまうと、肝心の患部へは届かない…といったことが起こってしまいます。

そのため、水素水の他にも、水素温浴、水素吸引、水素点滴、水素コスメなど、あらゆる手段で水素を取り入れた方が多方面に効果を発揮してくれるため、効果がより高まります。

 

最後に

水素の効果を出すためには

 

  1. 水素について正しい知識を持つこと
  2. 効果のある摂り方、商品を選ぶこと
  3. 信じて摂取し続けること

 

が大事だと思います。