水素温浴行ってきました!
テレビや雑誌でもよく取り上げられている注目の水素。
水素はアンチエイジングや生活習慣病院の予防など、健康と美容に様々な良い効果をもたらします。
(水素の効果については2006年の論文で発表されています。)
取り入れ方は、水素水を飲む、水素のサプリ、水素吸入、入浴など様々です。
以前水素入浴剤の良さを記事にしましたが、水素温浴の施設が近くにできたので早速行ってみることにしました。
施設内でできること
施設内では水素温浴、水素吸入ができる他、エステ、食事など結構充実してます。
しかも、この施設、水素濃度が0.8ppm以上とかなり高濃度らしく、効果が期待できます。
水素温浴は、受付後空いていればすぐにバスタブに水素水のお湯を張ってくれます。
そこで、ゆっくり水素温浴をすることができます。
施設内の水はすべて水素水のようで、なんとトイレの水まで水素水らしいです。(勿体ない…)
ですから、蛇口からでる水素水は飲み放題で、水素を飲みながら水素入浴をすることができ、水素まみれの体験ができます。
体験の詳細は後ほど…
まず、水素水についての説明です。
水素水の効果
水素水の最も注目すべき効果は、ズバリ活性酸素の除去です。
体に蓄積される活性酸素は私たちにとって様々な有害な症状を引き起こします。
具体的に活性酸素を除去することでどのような効果があるのか簡単に紹介します。
①抗酸化作用 、老化防止
そのまま放置しておくとリンゴが酸化して色が悪くなるなるのと一緒で、私たちの体も普通に生活していると活性酸素が発生し、活性酸素が細胞を酸化させ、リンゴの変色と同じような現象を引き起こしてしまいます。
水素水は、老化や病気の原因となる活性酸素と結びつき、体の外に排出させてくれる働きがあります。
②美肌効果
シミやたるみの直接の原因は紫外線です。
紫外線は肌に当たることにより、活性酸素が生まれ、肌を酸化させ、これがシミやたるみに繋がってしまうのです。
水素水は、その酸化を防いでくれるため、美肌効果が期待できます。
③デトックス効果
水素水を体内に取り入れることで、活性酸素を除去し血行が良くなり、むくみや冷え性を解消してくれます。
また、腸内環境も整い、新陳代謝が活発化され、老廃物を溜めない体になります。
④抗アレルギー作用
アレルギーには、花粉、アトピー、喘息などがあり、体の免疫が外からの刺激に対し過敏に反応することでこれらの症状が起こります。
アレルギー反応が起こる際、活性酸素が大量に発生します。
水素は、この活性酸素を除去する働きがあるため、これらの様々なアレルギー症状の緩和にも効果があります。
⑤疲労回復
仕事や運動で体を使ったり頭を使うと、活性酸素が体内に増えていきます。
活性酸素が増えると、細胞が傷つき老化現象や疲労が溜まります。
水素水は抗酸化作用が強いため、細胞の活性酸素を除去し、疲労回復に繋がります。
水素水の飲用者が、疲れが溜まりにくくなった、朝の目覚めが良くなった、身体が軽くなったなどの効果を実感しているのはこのためです。
⑥ ダイエット効果
水素水を摂取することで代謝が上がり、脂肪を燃焼させやすくなり、ダイエット効果につながります。
また先に述べたように、水素水にはデトックス効果もあるため、老廃物を溜めにくい体になることで、痩せやすい体を作ります。
水素濃度について
水素水に関する商品が多く存在していますが、
水素濃度は商品によって違いがあって、選ぶ際に迷ってしまいます。中には濃度が記されていない商品も多く存在します。
さて、一体どのくらいの濃度が効果が高いのか疑問が残ります。
水素水の濃度は、水中にある要素を測る単位であるppmやppbを使います。
ppm …パーツパーミリオン(parts per million:100万分の1)の略で、1Lの水に1mgの量の水素が含まれていることを表します(1ppm=1mg/L)。
ppb …パーツパービリオン(parts per billion:10億分の1)の略で、ppmの1000分の1の濃度となります(1000ppb=1ppm)。
少々ややこしいですが、「m」と「b」では単位が大違いです。
水素濃度の限界値
常温常圧下(室温21度)における水素飽和濃度は1.6ppmと科学的に立証されています。
これを超えることはありません。
また、これを超える値で出している商品も、製造時の値なのか、充填時の値なのかによっても変わってきます。
瞬間的に高濃度水素を作り出すことはいくらでもできますが、これを維持させるとなると話は別です。
つまり、水素水は飲用時に一体どのくらいの値の水素濃度が保証されているかというのが重要で、一概に記載されている水素濃度の値だけを参考にしてしまうと効果が期待できなかったりします。
どのくらいの水素濃度が良いか
臨床試験では水素濃度が0.8ppm~1.2ppmの水素水の継続的な飲用で様々な疾患の改善効果が確認されているようです。
また、水素医学研究を行っている日本医科大学の見解では、購入する商品の目安は水素濃度0.8ppm以上と案内しています。
結果的には、飲用時に0.8ppm以上の水素濃度が保証されている商品がよいようです。
水素分子の溶存時間
水素濃度が高くても、溶存時間が短く安定していなければ、いくら水素水を飲用しても水素分子が体内や細胞で働く前にただの水になってしまいます。
水素濃度が高い商品でも、生成直後や開封後、一気に水素が抜けてしまう…としたら、効果は薄れてしまいます。
水素濃度だけではなく、水素の溶存時間はどのくらいかという情報を調べることも重要です。
水素水の見た目
わたしが以前購入した水素入浴剤は、気泡が出て体にまとわりつく感じでした。
しかし、今回の施設での水素温浴の水は透明で泡立ちもありません。
ほんとに水素水?と疑ってしまうほど普通の水とあまり変わらない見た目でした。
何が違うのか?ということですが、
- 気泡や白い濁りがない水素水
ゆっくり時間をかけて生成する水素サーバでつくられたような水素水です。アルミパウチに入っている水素水もこれに該当します。
分子が安定している状態の水素水です。
- 気泡や白い濁りがある水素水
水素ガスを利用して短時間で水素を発生させる場合、分子が安定していないため濁りや気泡がでます。
こちらの方が目に見えるので、一見効果が高そうに見えますが、そうでもありません。
この方法は、一気に圧力をかけて水素ガスを発生するため、瞬間的に1.6ppm以上の高濃度水素を作ることができます。
しかし、この状態を維持するためには、圧力をずっと維持しなければならず、圧力をかけ終わった後は、一気に水素は拡散され抜け出し飽和濃度が下がってしまいます。
これは、水素分子が安定していないということを意味しますので、瞬間的に高い水素濃度は発生しますが、空気中に抜けるスピードも高いということです。
私も使用した水素入浴剤は、おそらく後者に該当します。
入浴剤の説明書きにも、効果の持続時間が記されており、入浴直前に使用しないと効果が持続しないことが記されていました。
水素水の過剰摂取
そもそも、水素分子は、体内に入れても汗や尿として還元される消費量は40%ほどしかなく、残りの60%ほどは呼気などで体外に排出されてしまうほど拡散性が高いものです。
たくさん水素を取り入れたとしても、不必要な分は体外に排出されますので心配はありません。
よい水素水とは
長時間、安定して水素分子が溶存されている水素水はよい水素水と言えます。
溶存時間が長いということは、しっかり水素が水に溶け込んでいるという目安になります。
通常の水素水は、コップに注いだ後1〜2時間後には約70〜80%以上が抜けてしまいます。
ですから、これ以上維持持続できると謳っている商品は怪しいです。
以上を踏まえると、単に、水素水という名前だけで飛びつくと思った効果が得られないことになってしまいます。
水素温浴の実際
ここからは実際の体験談をお伝えします。
受付を済ますと、個室のお部屋に案内されます。
そこには大好きな猫足のバスタブがあり、水素水が張ってあります。
猫足のバスタブ。テンション上がります!!
水素温浴は体が温まりやすくのぼせやすいみたいなので、はじめはぬるめのお湯を張ってくれています。
後から好みで温度は自分で調整できます。
水素水も飲み放題なので、お風呂場に持ち込んで、水素水を飲みながらゆっくり水素温浴を楽しむことができます。
入浴はだいたい7分以上から水素が体内にに取り込まれていくそうです。
時間無制限なので、私は30分はなんだかんだ入浴していました。
シャワーもあり、ドライヤーや扇風機、アメニティも完備されているので、髪も洗って全身綺麗にできます。
お風呂がわりに毎日にでも通いたいと思ってしまいました!!
肝心のお湯はというと、濁りや気泡のないお湯。
水素水と言われなければわからないほど、普通のお湯と変わらない感じ。
これは、上記に書いたように、水素が安定して水の中に溶け込んでいる証拠です。
でも、あ、水素水なんだなと実感したのは、入っていると、かなりぬるめのお湯なのに身体がポカポカ温まってくるのを感じたこと。
それから、肌当たりがキュッキュとしていること。これは、自宅で水素入浴剤を使った時と同じでした。
しばらくすると肌がすべすべしてきました。
水素温浴が終わったら、施設内でエステもしてきました。
アロマオイルでのリンパマッサージです。
老廃物がたまっていたのか、すごく痛くて気持ち良かったですー!
マッサージの後は水素吸入。
マッサージチェアーに座って全身マッサージしながら水素を吸えます。
なんと、鼻から吸うと10分間で450の水素水を飲むのと同じくらいの効果が得られるそうです!
現実的に450Lもの水素水を飲むのは不可能ですよね。
短時間で効率的に水素を取り入れたいのであれば、水素吸入がおすすめです!
この日だけで、私は一体どれほどの水素を体内に取り込んだのでしょう(笑)
(上記に書いた通り、水素を過剰摂取したとしても、余分な水素は外に排出されるので害になることはありません。)
私が狙っている効果は、老化防止とアトピーの改善と美肌効果、あと疲労回復です!
結局、一番効率よく大量に水素を摂取できる水素吸入だけでいいんじゃないの?と思いましたが、
美肌効果やアトピーの改善など、肌に関する効果を期待するのであれば、水素温浴が一番効果が高いので、水素温浴は私のメニューからは外せません。
直に水素水に浸かることで、経皮的に水素を取り込むため、吸入や水素水を飲むより肌へダイレクトに作用してくれるからです。
このように、水素温浴、水素飲用、水素吸入など、水素の取り入れ方は様々なので、目的に応じて取り入れ方を考えた方が効果は高いと思います。
私は欲張りなので、しばらく全部試していきたいと思います(笑)
後日談
水素温浴翌日、朝の目覚めがすごく良かったです!!
そして、その日とってもとっても仕事が忙しく、いつもならグッタリ…のはずなのですが、忙しかった割に全然疲れていない自分がいました。
これが水素効果なのかと思ってびっくりしています。
あと、アトピーによる肌荒れが気づくと良くなっていました。
1回でこの効果なら、また絶対行こうと思いました。
最低でも週1は通いたいと思っています!