✿美容オタクのブログ✿

毛細血管拡張症の克服と、その他美しくなるために試したこと、日々の美容について書いています。

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毛細血管拡張症の3つの本当の原因と治療法 赤ら顔について考察【赤ら顔 ⑯】

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赤ら顔について、色々調べて、試して…の繰り返しをしてきた私。

しかし、やっても、やっても、結果が見えません。

 

そこで、赤ら顔について私なりに考察してみたので、お付き合いください。

 

毛細血管拡張性の本当の原因

毛細血管拡張症とは、なんらかの原因で皮膚の浅い部分を通る毛細血管が拡張した状態です。

 

じゃあ、

なぜ赤く見えるのか…

 

 

いや、血管が拡張するからでしょ?

 

まぁ、単純にその通りなのですが、もっともっと深く考えたことはありませんでした。

 

私の仮説は、

  • 皮膚が薄いから血管が透けて赤く見える
  • 血管が拡張し、血液が集まるから赤くみえる
  • 血流が激しいから赤くみえる

 

 

色々調べた結果、3つ目の私の仮説とは逆に、血管の血流のスピードが遅くなっているから赤くみえる、という答えに辿り着きました。

 

通常、血流が良ければ、皮膚は白く見えます。これは、血管内の血液が一定のスピードでスムーズに動いているため、皮膚表面では赤みが見えないのです。

 

ところが、何らかの理由で皮膚の血流が悪くなるとどうなるか。

 

本来、血管とは体の隅々に酸素や栄養を運ぶための道。

その大切な道が渋滞したら…

 

体は

ヤバイ!

体の隅々まで栄養運べないじゃん!!

 

と緊急事態であると認識し、とりあえず血管を作ってなんとか血流を確保しようとしてしまいます。

 

このように作られた毛細血管は、緊急で作った血管なので、作りがよくありません。

 

道路で例えたら、

本当に必要な血管が、立派に整備された国道、とりあえずつくられた血管がきちんと舗装されていない狭い道路と考えてください。

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この緊急で作られた血管は、デキが悪いため、血液の移動スピードも低下し、回り道の血管なので移動距離も増え、結局面積あたりの血液量が増えてしまいます。

 

これによって、皮膚が赤く見えてしまっているのです。

 

 

これを踏まえると、治療法として3つあげられます。

 

  1. デキの悪い拡張した不要な血管を潰す(狭い出来損ない道路を片っ端から潰していく)
  2. ちゃんとした血管をつくる(ちゃんとした国道をつくってあげる)
  3. 血流をよくする(道路の整備をしてあげる)

 

 

1.できの悪い拡張した血管を潰す

最もポピュラーな赤ら顔の治療法です。

 

具体例は、レーザー治療、私が現在行なっているネー○クリーム(不要な血流をなくす)などによる治療法です。

 

レーザー治療は赤血球に吸収されやすい波長のレーザーを使って、血管を破壊していきます。

 

しかし、レーザー治療による赤ら顔治療は簡単ではありません。

 

なぜなら、毛細血管は1つの道でできているわけではなく、網目状に複雑に繋がっているからです。

 

レーザーで血管の一部を破壊したとしても、他の道からその分の血液が流れてしまうので、結局赤みが戻ってしまうのです。

 

血流が戻るだけではなく、壊されれば、また血管は新しいデキの悪い血管を作り始めてしまいます…

 

というように、壊せば作るといったイタチごっこが始まり、結局治療回数がかかってしまいます。

 

一度の治療で赤ら顔が治らない理由、定期的にレーザー治療を受けなければならない理由はここにありました。

 

じゃあ、1回の出力を上げればいいんじゃないか?と単純に思うかもしれませんが、

 

これも違います。

 

出力を上げれば、確かに一度にたくさんの血管を破壊できますが、必要な血管までも破壊してしまい、皮膚の陥没など重大な副作用が出てしまいます。

 

そのため、適切な出力で数回に分けて、根気強く治療していくしかないのです。

 

 

2.新しい血管を作る

レーザー治療などの一般的な治療法と違って、新しい赤ら顔の治療法、ヒト臍帯幹細胞サイトカイン療法という治療法があります。

 

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皮膚から見える毛細血管(つまり不要な、デキの悪い血管)があるのには何かしら理由があります。

 

例えば、栄養が十分に行き渡るための血管がダメになってしまったため作らざるを得なかったのかもしれませんし、皮膚が弱くなったたため、より多くの血流が必要になってしまったのかもしれません。

 

と、言うことは、

新しくちゃんとした血管さえできれば、余分な血管を使用する量は減ってくれるのです。

 

臍帯幹細胞サイトカイン療法とは、高いエイジング効果があるため、本来はアンチエイジング目的で行われることが多い治療法です。

 

アンチエイジング=肌再生をしてくれるので、他にもアトピー性皮膚炎の治療など肌自体を強くしてくれる作用があります。

 

赤ら顔にどう関係するかというと、

肌を強くすることによって、血流の改善が期待できる=血流の滞りをなくし赤ら顔の改善ができるというわけです。

 

絶対的な治療とはなり得ませんが、レーザー治療を受けても効果が乏しかった方には少なからず効果があるようです。

 

しかし、レーザー治療よりも治療費が高額になります。(1回2万円〜8万円程度)

しかも、これも一回の治療では効果が薄く、数回受ける必要があります。

 

(結局、赤ら顔は1回で完治はムリ!!ということになります)

 

3.血流を良くする

血液の滞りによって顔が赤く見えているのなら、血流の改善が必要です。

 

血流改善には漢方が効果的です。

以前の記事でも公開しました。

www.biyo-otaku.com

 

あとは食生活です。

赤ら顔を改善するのに欠かせないのが

  • ビタミンC・・・美肌やコラーゲン生成(レモン、赤ピーマン、ブロッコリー、キウイ、いちご、パセリなど)
  • ビタミンE・・・抗酸化作用によはり若返り(卵、うなぎ、かぼちゃ、いくら、アーモンドなど)
  • ビタミンK・・・血行を促進(納豆、春菊、モロヘイヤ、抹茶など)

 

これらのビタミン類です。

バランスよく、積極的に摂取することで、赤ら顔の改善に繋がると言われています。

 

逆に控えた方がいいものは

  • 唐辛子などの香辛料
  • アルコール
  • カフェイン
  • たばこ

などです。

 

これらは血管を拡張させてしまうため、赤ら顔を悪化してしまう原因となります。

(私、香辛料、カフェイン大好きなんですよねぇ〜>_<  IQOSだけど、たばこも吸ってる。辞められるかなぁ…)

 

このように、内側からのインナーケアも重要です。

 

赤ら顔の誤った情報

赤ら顔の原因は多岐に渡り、複雑なことから、治療は一筋縄では行かないのが現実です。

 

だからこそ、様々な治療法が存在しています。赤ら顔は多方面からのアプローチが不可欠なのです。

 

しかし、どの治療法も効果が薄く、劇的な改善はありません。私を含め効果がないと悩んでいる人が多いのが実情です。

 

赤ら顔について書かれたサイトやブログは数多く存在します。

私も、病院のHP、まとめサイト、個人のブログ、口コミサイト、2ちゃんねるなどの掲示板と…散々調べました。

 

しかし、こんなにたくさんのサイトや情報で溢れているにも関わらず、本当にタメになる情報は限られていると思いませんか?

 

そして、完治した!という書き込みがほとんどないと思いませんか?

 

私もそうですが、「良くなったかも?」とか、

「効果  は あったと思います」、とか…

 

少なからず効果はあったのかもしれないけど、たぶん完全に治ってはいないのでは?という書き込みが多い気がします。

 

この曖昧さが、赤ら顔治療の難しさを物語っていると思います。

 

初めは、赤ら顔治療の報告とか、大好きな美容について書いていこうと軽い気持ちで始めたブログでした。

 

でも、ブログを書いているうちにだんだん、自分の経過を伝えるだけではなく、同じ赤ら顔で悩んでる人に少しでも正しい、必要な情報をより多く伝えたい!!と強く思うようになってきました。

 

悩んでいる人の役に立てる、そんなブログにしていけたらと思っています。